診療案内Treatment

治験について

皮膚筋炎・多発性筋炎の診断・治療を受けている患者様へ

「課題名:皮膚筋炎・多発性筋炎の自己抗体同定」にご協力いただく方への公開文書

<研究の概略>

あなたの疾患である皮膚筋炎・多発性筋炎は自己免疫疾患であり、血液検査では、特有の筋炎特異的自己抗体が検出されます。その抗体の種類によって、この病気の中でもどのような症状に注意したらいいのかなどが分かってきています。筋炎特異的自己抗体は、保険診療で調べられるものもありますが、調べられないものもあります。
本研究では、保険診療で調べられない筋炎特異的自己抗体を同定する方法を確立するため、また、未知の自己抗体探索のため、保管しているあなたの診療のために行った採血時の検体を解析させていただきます。

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2017年3月~2024年7月に東京科学大学病院にて皮膚生検・切除を行って皮膚移植片対宿主病、良性腫瘍と診断された患者さんへ

「皮膚移植片対宿主病の病態における 細胞死形態の解析」へのご協力のお願い

この公開文書をよくお読みになり、十分考えたうえで、研究に参加していただくかどうかをあなたの自由な意思で決めてください。また、研究に参加された後でも、途中でやめたいと思われた場合にはいつでもやめることができます。参加に同意されない場合でも、途中でやめられた場合でも、その後の治療に不利益を受けることは一切ありません。
以上のことをふまえ、わからない言葉や表現、疑問・質問などがあれば、どんなことでも構いませんので遠慮なくお聞きください。

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健常者ボランティアの皆様へ

「課題名:葦アレルギーの実態解明」にご協力いただく方への公開文書

<研究の概略>

オーボエやクラリネットなど木管楽器のリード用の葦による接触皮膚炎と考えられる口唇炎がある患者さんにおいて、筑波大学生命環境系・小幡谷英一博士らの研究により、リード用葦材をアセチル化することで発症が抑制されることが分かっています。これらの患者さんで、リード用葦材、もしくは様々な処理を行った試料により、パッチテストやスクラッチテストという皮膚テストを行い、反応が診られた患者さんもいました。本研究では、これらが非特異的刺激反応ではないかを、健常者にも同様の検査を行うことで推定します。

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特発性後天性全身性無汗症の皮膚の組織学的解析

皮膚科を受診された患者さん、その関係者の方々へ

東京医科歯科大学皮膚科では、特発性後天性全身性無汗症と診断された患者さんの皮膚の顕微鏡像と、症状の強さや、治療への反応性の関係について研究を行っています。こうした研究を行うことにより、私たちは、無汗症に対してより良い治療を行えるようになることを目指しています。

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